ピーピーピー(メモリエラー)で起動しなくなったMacBook Air(2011mid)を、ヒートガン(ドライヤーのスゴい奴)で2分加熱したら直った!なんでもやってみるもんだね!

ピーピーピー(メモリエラー)で起動しなくなったMacBook Air(2011mid)を、ヒートガン(ドライヤーのスゴい奴)で2分加熱したら直った!なんでもやってみるもんだね!

三ヶ月位前に、MacBook Air(2011mid)の画面が乱れたと思ったら、マトモに起動しなくなりピーピーピー(メモリエラー)な状態になった。
MBAはメモリがロジックボード(基盤)に直付けなので、メモリ交換できないから諦めるしかないのか~、WWDC2018で発表されるiPad Proの最新版にでも乗り換えるか~と思っていたら発表されなかった・・・。

さすがに捨てるのは忍びないので、なんとかならんものか~と思ってネットで調べてみたら
macbookに使われいる半田は、鉛フリーで耐久性に難ありのためクラック(接触不良)が起こりやすいらしい。リフロー(基盤そのものを加熱して半田付け)すれば復活する事もあるらしい。
200度のオーブンに20分入れて加熱するという焼きリンゴ方式もあったけど、さすがに他の部分にもダメージを与えそうなので、2000円のヒートガン(ドライヤーのスゴい奴)で2分加熱するやり方を試してみた。
参考URL:ビープ音3回のMacBook Airがヒートガンのリフローで復旧、問題なく稼働中

激安品だけあって、ダンボール箱にそのまま詰めました感がスゴい

説明書もコピー1枚のみ。まあ、特に問題は無い。

メモリが裏側にあるので、ほぼ全分解しないとリフローできないので、初めて完全分解してみた(apple店員以外が分解すると保証対象外になる)
ファン周りはホコリがスゴい!

カバー裏とバッテリーの所にプラスティック製の部品があって、分解すると壊れるような構造になっていて、勝手に分解したかどうかの判定に使われている?

分解サイトを見ながら分解してみたけど、ちょっと違っていて右側のスピーカーのコネクタが破損した~。

なんとか分解して、ロジックボードを取り出す所まできた(モニタやキーボードはそのまま)

アルミホイルでメモリ以外をマスキング。
メモリ周辺にフラックス(半田の表面張力を低下させて、綺麗に半田付けするための液体)を塗りまくって、ヒートガンをLOW(300度)にして2分加熱。
ベランダで作業して、30分ほど冷めるまで待つ。
ヒートガンは1時間くらい熱いままだったので、火傷や火事に注意!

分解の逆工程で組み立てしたら、フツーに起動した!
3か月くらい充電してなかったのに、バッテリー10%くらい残っているのに驚き!
二日くらい使ってみたけど、問題なく使えている。
半信半疑どころか三信七疑くらいだったけど、あっさり復活したので、なんでも試してみるもんだね~。