「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」@上野の国立科学博物館に行ってきた

「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」@上野の国立科学博物館に行ってきた

理工学に興味が無いと楽しめないかも…。

日本語ワープロ、プリンタ付きで650万円!
機械って感じやな~。

機械式翻訳機「やまと」論理回路
日本語パンチテープから英語パンチテープへ翻訳する。60年も前から自動翻訳ってあったんだね~。

アップルウォッチのご先祖。メモ2000文字、スケジュール、電卓機能

ファミコングローブみたいな感じかと思いきや、入力する時だけキーボードにドッキングするらしい。

集積回路(IC, LSI)が出てくる前のトランジスタだけを使ったコンピューターHITAC5020
ブレードのように沢山ささっている!

樹木かな?と言いたくなるような複雑な配線!

努力と根性だけで何とかしたらしい…。

鉱石ラジオのループアンテナとか懐かしい。雑音まじりの文化放送を聞こうと強化したら、韓国語放送の毒電波が~とか良い思い出。

四球ラジオとか四石ラジオとか、ありましたね。そういえばそんなものも

黄色い公衆電話なんてあったんだ。

ポケベル終了でタイムリーな暗号。

お約束のショルダーホン

大阪万博で初登場のワイヤレス電話

目玉の一つ、海底に沈んでた国産第一号ブルドーザー。戦時中に利用されてたけど戦後にフィリピン沖に廃棄。
その後、回収された時に普通にエンジンが掛かったというシンプル設計!

国産の手回し計算機。頑張れば手のひらサイズなくらい小さい。
計算尺って、よく聞くけど今だに使い方が分からん…。

そろばんに負けた電卓と、小型電卓。

明治初期の元素表。すいへーりーべーぼくのふね、って順番じゃないのね。
非金属・金属に分けて、アルファベット順かな?
しかし、黄金(ゴールド)って書かれると聖闘士星矢を思い出す。

これも近頃話題のキログラム原基。
新しいキログラムでは、プランク定数(光の周波数と掛け算するとエネルギーになる数)を使う。
質量とエネルギーが同じ物とは知っていても違和感あるな…。

日本に持ってくる時に使った運搬容器。

もともとパンチカードは、自動機織り物の模様パターンをコード化したものなんだよね~。

「君の名は」に出てきた組紐を作る大丸台

モールス信号の前には、電信にも色々あったみたい。
送信側でアルファベットや数字を指定すると、受信側の針が同じように動く。
映画のオデッセイ(火星の人)の通信みたいだな。

国産第一号の電話。最初にクルクル回すのってなんだろ?と思ってたら、交換手への呼び出しだった。

電話のかけ方
1, 最初にクルクル回すと、交換手につながる
2, 交換手につながったら、相手先の番号と名前を言う
3, 交換手が相手先にクルクル回して呼ぶ。
4, 相手先が出たら、誰々さんからかかってきましたよ~と教える
5, 最後に、掛け手と相手先を直通にする。

大昔の電話帳。番号と名前が書いてある。
マクドナルドって人名だよな・・・。

エジソンの蓄音機と同じ仕組みな「蘇言機(そごんき)」

クォーツ時計の元となる水晶振動子をどのように取り出したら一番良いか?(温度の影響を一番受けない切り出し方)

国産のクォーツ時計

水晶振動子に電圧をかけ続けないと行けないので乾電池が発明された。
発明者は時計のトラブルで試験を受けられなかったから、乾電池を発明したらしい。

ここいらへんになってくると見た事あるやつがチラホラ。
上に氷をいれて冷やす冷蔵庫に、電気炊飯器

今と同じ仕組みの冷蔵庫

電気を通して発熱させて、お湯を作る機械。武器っぽい。

ハロゲンヒーターのような電気ストーブに、手回し洗濯機

ローラー付き電気洗濯機!

電気オーブン。

なんだろ、この鉄の塊?と思ったら、戦前のハイスピードカメラ!
扇風機みたいにフィルムを高速回転させて、焼き付けるらしい。

プラスチックの成形機

プラスチックが普及される前に使われていたセルロイド。
高温だと燃えたりして危険!

たい焼きみたいだな

ああ、なんかスゴい昭和感!

ピンポン玉って、つい最近までセルロイドで作られてたのね・・・。知らんかった!

ウォークマンに卓上ラジオ

昔のパソコン。お爺ちゃん二人組が懐かしそうに昔ばなしをしていた。

PC88とPC98、win3.1が出てくる直前やね。

会場の最後に黒電話。自分が使ってた物が博物館に飾られていると年齢を感じるわ~。

常設展も見れるのでのぞいてきた。
日本初のマイコンキットTK-80
今でいうところのラズパイ的存在。

世界初のプロセッサ(CPU) intel4004
この小さいゲジゲジの中に、右上にある黒い粒(トランジスタ)が2300個も入っている集積回路

タイガー計算機。こっちのは結構でかかった。

FAXは特別展の方に移動中。先に常設展の2階から見るのもありかもね(特別展は再入場不可)

九元連立方程式求解機という中国語のようなアナログ計算機

国産テレビ第一号
昔はモニタが丸かったのね。松本零士のレーダーモニタも電球みたいに丸かった。
真空管なんだよ!というのが分かりやすい。

子供の遊び場コンパスが事前予約&抽選&有料化していた。これは以前にも増してハードルが高そう・・・。
https://www.kahaku.go.jp/learning/compass/ticket.php#ticket_holiday