kusanagi+conohaVPSにブログを移行してみたら、0.1秒くらいで表示されるようなった。お~早い早い、kusanagi様様だわ!

kusanagi+conohaVPSにブログを移行してみたら、0.1秒くらいで表示されるようなった。お~早い早い、kusanagi様様だわ!

その0,サーバ引っ越しの動機
Webアプリ開発にxserverのSSHでは限界を感じ、kusanagiにも惹かれたのでconoha vpsにブログの引っ越しをしてみた。
websocketサーバやmattermostサーバなんかを構築するのに、SSHが使えるとはいえレンタルWebサーバのxserverでは出来ない事が多すぎ!

でも、vpsサーバはwordpress遅いしな~と思ってたら、評判の良いkusanagi(linux上で動くWordPressに最適化された仮想マシン)を試してみた。
仮想マシンって遅い・重いイメージだったけど、最高の環境でチューニングしておけば、お釣りが来るくらい早くなるんだね~。

さくらVPSでも良かったけど、conohaは初期手数料無料&1時間単位の料金だった&評判も上々なので試してみた。
kusanagiは、メモリ4GB推奨らしいけどアクセス数が少ないのなら大丈夫らしい。じゃあメモリ1GB(900円)にしよう。
最小の512MB(630円)よりコスパ良いし。
https://www.conoha.jp/vps/

その1,conohaVPSのセットアップ
1, conohaとの契約には、SMS認証必須なので、格安SIMでもSMSオプションは必須だな!
2, サーバ毎にrootのパスワード設定が必要。
3, 公開鍵方式でSSH接続しようとしたら、管理画面からはサーバ構築時にしか登録できないらしい。シャットダウンしてからサーバ再構築で無事登録できた。
4, ログインしたら、kusanagiって出てくるらしいけど出てこない…。OSタブ(CentOS)じゃなくてアプリケーションタブでwordpress(kusanagi)を選択状態でサーバ再構築したら表示された!

その2,kusanagiのセットアップ
手順に従ってkusanagiの初期化(kusanagi管理者のパスワードやMySQL管理者パスワードなど)

次にkusanagi provisionも行う(WordPress管理者のパスワード、URL、MySQLデータベース名&ユーザ&パスワードなど)
引っ越し元のドメイン名を入れておく。SSLの設定は、この時点ではしない。

kusanagi(WordPress)のセットアップは終わったけど、IPアドレスのままだとアクセス出来ない…。(vhostsだけ切って、DNSはいじってないので)
とりあえずローカルのhostsファイルで、URLとIPを紐づけてブラウザからアクセス出来るようにしてWordPressのセットアップ完了。

その3,WordPressのデータお引越し
kusanagiでセットアップされたwordpressは、独自プラグインなどで高速化されている(wp-content/mu-pluginsやtranslate-acceleratorなど標準WordPressには存在しないフォルダがある)らしいので、
いつものwordpressお引越しみたいに、新しいサーバへWordPressファイル&MySQLを上書きしちゃダメらしい。

kusanagiが高速化チューニングしているのは大きく分けて4つ
1, CentOS(OS)
2, nginx(Webサーバ)
3, MySQL(データベース)
4, WordPress(ブログ本体)

3と4はデータが入っているので、いい感じにマージしないとダメ。
3のMySQLは、kusanagiが作ったテーブル
wp_sitemanager_device
wp_sitemanager_device_group
wp_sitemanager_device_relation
wp_cache

の4テーブルだけ残して、それ以外は全テーブル削除。あとは元サーバのMySQLから全テーブルをエクスポート&インポートすれば良いみたい。

phpmyadminからインポートしようとしたらエラー。BigDumpでもエラー。
素直にssh経由のsourceコマンドでインポート完了。

4のWordPressフォルダ&ファイルは、以下のフォルダだけ差し替えればOK(元サーバで、独自にファイルを配置していたら、自分で移動させる)
wp-content/plugins
wp-content/theme
wp-content/upload

その4,DNS変更&SSL(https)対応
DNS変更は、Google Domainsでドメイン管理しているので、管理画面からDNSのIPアドレス変更(xserverからconohaVPS)するだけでOKだった。

SSL対応(https化)は、どうするんだろ?と思ったら、kusanagiコマンド一発でOKらしい。

う~ん、SSL更新できたっぽいけど、信頼できない赤い表示のままだな…。

1, xserver(元サーバ)のsslを解除
2, kusanagiの再起動(kusanagi restartとkusanagi update cert)
を行ったら、無事SSL化も出来た!

httpアクセスしてきてきたら、httpsへリダイレクトするように設定する

wordpressダッシュボードのセキュリティに色々書かれているので、wp-configのパーミッションとか修正

この記事は移行先(conohaVPS)で書いてみた!