子供が古生物学(恐竜)に興味が出てきたので、説明するための復習

子供が古生物学(恐竜)に興味が出てきたので、説明するための復習

古生物学の生物の歴史は、大きく分けて4つ
a, 先カンブリア期
b, 古生代
c, 中生代
d, 新生代

これらの区分けは、生物のタイプではなく地層による分類なので、必ずしも生物進化と一致はしていない。
生物進化的な大きな分類としては、以下のような分類がある
1, カンブリア型(海生無脊椎動物=三葉虫やアノマロカリスなど)
2, 古生代型(サンゴやウミユリ,腕足類など)
3, 現代型(脊椎動物=魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類)

38億年前に生命誕生してから第迄
a, 先カンブリア期(38億年~5.3億)=単細胞~多細胞生物の時代
終了原因: カンブリア爆発(大量の種が発生)
b, 古生代(5億年前~2.5億年前)=海の生物の時代
終了原因: 大量絶滅(原因不明)
c, 中生代(2.5億年前~6500万年前)=恐竜の時代
終了原因: 隕石衝突(恐竜絶滅)
d, 新生代(6500万年前~1万年前)=哺乳類の時代
終了原因: 人類文明の誕生

さらに各期を細かく分けると
a, 先カンブリア期
分ける記が無い

b, 古生代
1, カンブリア紀(ウェールズの古民族名「キムル族」より命名。ラテン語だとカンブリア)(大量の種が発生)
2, オルドビス紀(ウェールズの古民族名「オルドビス族」より命名)(アゴの無い魚類誕生)
3, シルル紀(ウェールズの古民族名「シルリア族」より命名)(イクチオステガなど陸上への進出)
4, デボン紀(イギリス南西部デボン州から)魚の時代・サメ誕生・昆虫誕生
5, 石炭紀(石炭の材料の木がたくさんあったから)シダ植物の時代・昆虫大繁栄
6, ペルム紀(ロシアのペルム地方から)爬虫類の繁栄

c, 中生代
1, 三畳紀(3つの岩石層から)
2, ジュラ紀(フランスとスイスの国境にあるジュラ山地から)
3, 白亜紀(チョーク=白亜の層だったから)

d, 新生代
1, 第三期(現生生物に近い生物の化石が出る)
2, 第四期(人類誕生)
※いきなり第三期から始まっているのは
第一紀(化石の無い時代・ノアの方舟以前)
第二紀(古代生物の化石の時代・ノアの洪水中~以降)
という考え方があった名残。