NHKの「ダイアモンド博士のヒトの秘密」が面白い!第2回の言語が、特に興味深かった。

NHKの「ダイアモンド博士のヒトの秘密」が面白い!第2回の言語が、特に興味深かった。
http://www4.nhk.or.jp/diamond-hakushi/

1, 外国人同士がビジネスのためにメジャーな言語の単語(名詞)だけで意思疎通をしていた。それがピジン語(businessがナマッたらしい)
2, ピジン語は単語(名詞)だけなので、英語の語順や日本語の助詞(てにをは)ように意味が変える事ができない
wolf eat human(オオカミ、食べる、人間)
human eat wolf(人間、食べる、オオカミ)
eat wolf human(食べる、オオカミ、人間)
全て同じ意味になるので、前後のシチュエーションで解釈する必要がある(複雑な説明は出来ない)

3, 外国人同士の夫婦が、ピジン語で意思疎通したが、生まれた子供にとって単語(名詞)だけでは複雑な意思疎通が出来ないため、困った
4, 人間の脳には、生まれながらにして「普遍文法」というものが備わっていて、このような状態でも文法を自然に生み出す。
5, そこで生まれたのがクオレール語(creole = 植民地生まれ)で、通常の言語と同じように文法があり、微妙なニュアンスも伝えられる。
6, 中国人の「アルヨ」も横浜ピジン日本語。
片言でしゃべる仮面ライダーアマゾンの「オレ、ニンゲン、キライ」も近いものがあるな

確かに、日本に住んでいるネイティブとかも「This is a penよね?」みたいにミックスしてしゃべる時がある。
大学時代の教授も「そこはhesitate(躊躇)しちゃ駄目だよ」とナチュラルに英語が混じっていた記憶がある(後で聞いたら無意識だったとの事)
単語や語尾は、外国語に置き換えやすいんだろうね~。