DIE WITH ZEROを読んでみた。稼げる人・金のある人向けの老後プランって感じだった

DIE WITH ZEROを読んでみた。稼げる人・金のある人向けの老後プランって感じだった

母親が読みたがっていたので買って読んでみた

DIE WITH ZEROを読んでみたけど、ひと財産築いた人向けって感じで、
就職氷河期的な die with zero “金が無くて死ぬ”って意味ではなかった(苦笑)

本の内容を要約すると
「ひと財産築いた人は、老後資金にするより、45歳~59歳の体力・気力が残っている内に楽しんどけ!
年取ってからお金があっても、お金から楽しみを引き出す能力が低下するので、あんまり意味ない!」

ゲームとかも、そうだよな~。老後に積みゲーとか無理だよ。

自分的には、あんまり新しい価値観でもなかった。
若いうちは、時間・元気はあるが金が無い
中年になると、金・元気はあるが、時間がない
年寄りになると、金・時間はあるが、元気がない

って、親が言ってたしな…。


藤子不二雄の少し不思議でも「未来ドロボウ」で、若者と体を交換した金持ち老人が
「若いということは想像以上に素晴らしい。
素晴らしすぎるんだ!!
世界中の富を持って来てもつりあわないだろう。
ようするにこの取り引きは不公平だった」

と言ってたし。

緩和ケアを受けているような人が、死ぬ間際に「周りに流されなければよかった」「仕事に時間を費やしすぎた」と後悔していると書いてあったけど
死ぬ間際に「もっと真面目に働けば良かった」って人は、介護施設に入る前に死んでるとか、ホームレスになっているのでは?
サンプルが偏っている気が…。

子供には、早い段階で財産分与って書いてあったけど、日本人でそんな人は、あんまり居ないのでは…。
日本では100万円強まで、生前分与に税金がかからないけど、これを毎年できる人って、どんだけいるのよ?

「長寿年金」ってのは初めて知ったけど、要するに「長生き保険」って事だよな…。
50歳~70歳まで月10万払うと、71歳から死ぬまで月10万円貰えて、91歳以上生きるならプラスになるイメージ。100歳まで生きれば1.5倍のリターン!と思ってたら、70歳になる前に死んだ人の年金も、さらに上乗せされるらしい。
これって、保険会社が倒産したら、どうなるの?